トミー・エドマンに学ぶ守備位置を越える準備力
2026/09/11
トミー・エドマンに学ぶ守備位置を越える準備力
野球の話題でトミー・エドマンの名前が広がると、目立つのは打撃成績だけではありません。内野も外野もこなし、左右両打席に立つ姿からは、状況を見て役割を変える力が伝わってきます。私たちが子どもたちのプログラミング学習を見るときにも、この「準備して、試して、修正する」姿勢はとても参考になります。
目次
- トミー・エドマンの強みは複数ポジションにある
- カージナルス時代から見える判断の速さ
- 子どもの学びに重ねたい観察と修正
1. トミー・エドマンの強みは複数ポジションにある
トミー・エドマンは、セントルイス・カージナルスでメジャーに定着した選手です。二塁、遊撃、外野を守れるうえ、スイッチヒッターとして左右の打席に入ります。
ここで面白いのは、器用なだけでは済まない点です。内野では打球への一歩目、外野では落下点の予測が必要です。求められる判断はまったく違います。それでも試合の中で役割を変えられるのは、事前に動き方を整理しているからでしょう。
プログラミングでも似た場面があります。ロボットが曲がらないとき、原因はモーターか、センサーか、命令の順番か。ひとつずつ切り替えて考える力が必要です。
2. カージナルス時代から見える判断の速さ
エドマンは2021年にゴールドグラブ賞を受賞しています。守備範囲や送球だけでなく、打球が来る前の準備が評価された結果ですね。
その後、ロサンゼルス・ドジャースでも内外野を担い、2024年のポストシーズンでは大きな存在感を見せました。短期決戦では、迷いがそのまま失点や凡退につながります。意外にも、派手なプレーより先に「迷わない準備」が勝負を分けるのかもしれません。
子どもたちの制作でも、同じことが起きます。動かしてから考えるだけでは、直す場所が分からなくなります。まず予想し、動きを見て、違いを確かめる。この順番があると、失敗が学びに変わります。
3. 子どもの学びに重ねたい観察と修正
私たちの教室では、完成だけを急がないようにしています。ロボットが思った通りに動かない時間こそ、観察する力が育つからです。
エドマンのような選手を見ると、役割が変わっても土台になる力は共通していると感じます。準備、判断、修正。この流れは、野球にもプログラミングにも通じます。
子どもが「できない」と止まったときは、すぐ答えを出さずに聞いてみます。どこまでは動いたのか。次に何を変えるのか。小さな確認を重ねることで、自分で考える姿勢が育っていきます。トミー・エドマンのプレーは、その大切さを分かりやすく示してくれます。
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